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東アジア美術の「多元性」。13世紀に始まる元代から20世紀にまで及ぶ清代に至る、時空の広がりのなかに興亡した諸王朝下の仏教美術の諸相を、チベット仏教の視座を交えつつ、新たに問い直す論考16篇+総論を集録。
総論 元・明・清の仏教美術総論 元・明・清のチベット美術1 諸王朝下の仏教と美術(流出した晋南壁画に関する研究とその問題点禅林の盛会―明代法海寺と宦官の仏教信仰明代前中期における仏道両教と国家教学の関係―朱元璋・空谷景隆・祝允明の所説から考える偶来還自去、回首碧雲間―明代中期の文徴明を中心とした文人の寺遊と訪僧丁雲鵬・盛茂〓合筆五百羅漢図とその制作背景について ほか)2 チベット仏教からの視座(チベット仏教における芸術と政治チベット美術における年代同定の限界と可能性『満文大蔵経』におけるチベット仏教絵画―尊格の名称に見えるアリガリ文字の検討も兼ねて乾隆年間に制作された六品仏楼仏像群一九三〇年代に満洲と内蒙古で撮影された歴代パンチェンラマ・タンカセット)